木 未分類 2022/1/19雨の日も雪の日も焦がすような暑い日もしばしばあなたが気になっては様子を見に行き、足場を整え、起こしてやり、栄養も与え、形も整え、次第に大きくなっていくあなたを見て喜んだ。辛抱強くあなたに手を掛けるうち私もまた知らぬ間に健康になったようだ。しかし木よ、近頃あなたは休んでいるのか。種には問題はなかったが、寒すぎたのか暑すぎたのかはたまた私が傷つけてしまったかそろそろ実のなる頃だろうにいぶかしげにあなたを眺める。