10分で学べる聖書の話
「聖書って難しいんじゃないの?」一般に聖書はそのような認識を持たれがちですが、それは聖書が宗教書としてのイメージが強いからではないでしょうか。そもそも聖書が何のためにあるかということについては、イエス・キリストが福音書の中で以下のように話されています。
5:39あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。
ヨハネによる福音書5:39
このように、確かに聖書には大きな歴史の流れが記録されていると同時に、究極の目的としてはキリストについて知ることが意図されています。しかし、聖書が私たちにもたらしてくれる知識はそれだけではありません。使徒パウロが弟子のテモテに送った手紙の中で聖書はこのように紹介されています。
聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。 それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。
テモテへの第二の手紙3:16-17
すなわち聖書は歴史とキリストについて教えると同時に、人生を生きる上での「良いこと」について教えてくれるものでもあるのです。実際、イスラエルの王であったソロモンが著した箴言は、聖書の外においても多くの自己啓発本の類にその影響を見て取ることができます。すなわち人々は知らず知らずのうちに聖書から出た事柄を人生のさまざまな場面におけるベストプラクティスとして自身の行動様式に取り入れている可能性があるのです。
ここではそんな人生について教え、キリストや歴史について教えるNew Harmony Church(以下NHC)の聖書講座を体験していただくために、NHCの代表牧師が聖書のエッセンスをわずか10分という手頃な長さで解説しているシリーズの一部をご紹介いたします。是非とも休憩の合間にでもご視聴いただき、NHCの聖書講座について興味を持っていただけたらと思います。