
2020年8月9日御言葉
<主題>速く行ないなさい
<本文>歴代志下35:21、ヨハネの黙示録22:12
ヨシヤ王の失敗
本文の歴代誌下35章では、ヨシヤというイスラエルの王様が出てきます。当時、彼は神様が心を痛めていた偶像を国からきれいになくして、民を上手に統率し、神様を信じて仕えるようにして、歴史上後にも先にもないようなことを行ったいい王様でした。(列王記下23:25)彼の唯一の心配は、国防問題でした。カルケミシという敵国がいつも攻めてきたのです。神様は強国エジプトの王ネコに夢で現れて、カルケミシを滅ぼしにいくよう急がせました。ヨシヤが神様の前によく頑張ったから、神様がエジプトを使って急いで助けてくださろうとしたのです。しかし、ヨシヤは自分の国を攻めにきたと誤解してエジプトと争い、結局ヨシヤは死に、国も大きな損害を被りました。神様は速くやりなさいとおっしゃり、使命を与えられた人は速くやります。しかし助けを受ける相手が誤解してむしろ害になることがあります。自分を助ける人を敵だと思って戦ってはいけません。本当によく判断しなければなりません。
速く行うということ
速く行なうということは、スピードを出すことでもあるし、出発を速くすること、前もって準備するという意味もあります。今、生活の中で行うべきことがあるのに、時が来ても行わない人たちが多いです。人はなぜ速く行えないかというと、怠けてできないし、遅く行なうことが癖になってできないし、本当に貴重だということが分からなくてできません。速くやらないと、やることはやっても効果が下がるし、恥をかくし、祝福を受けられず、ものすごい損をします。速くやってこそ、得るべきものを得て、祝福を享受します。速くやるべきことは何か、神様は随時話されるし、感動も与え、急ぐ気持ちも与えてくださいます。
速く行われる神様
神様の特性は様々ありますが、その中の一つが速く行なうことです。聖書を読むと、神様は時代ごとに預言者やメシヤの肉体を着て、稲光のように速く行われました。エジプトがカルケミシを攻めるのも、遅かったらカルケミシが攻めてくるから大変なことになります。神様はネコに「速くしなさい」とおっしゃって、大軍を集合させて、すぐに行いました。このように、人間は神様が臨んでこそ、速く行うことができます。神様が臨むと、考え、判断が速くできるようになって、行動、精神も飛び回って行ないます。今の時代も同じように、神様が「速くしなさい」とおっしゃったら、言われた時に速く行なうことです
速く行って天国の生活を享受しよう
最近は時代も速くなりました。神様から知恵をもらって行う時に、神様と一体になって素早く行うことができます。また、時が来たならば、環境が良くても悪くても行うべきことは行うべきです。すべてが備えられてからやろうとしたら遅くなりできなくなります。とにかくやればだんだん備えられるようになります。柱一本あれば、まず家を建て始めるんです。これが目的を成す秘訣です。神様と神様が遣わした中心人物やメシヤと一体になって、速く悟って速く行なう人が、この時代に願いも早く叶えられて、天国の生活を享受して生きるようになります。