
2020年8月16日御言葉
<主題>神様はご存知で、聖霊と主とあらかじめ行なわれた
<本文>ローマ8:29~30
中心人物をあらかじめ選び育てられる神様
神様は霊の存在で目に見えないので、いつも遣わした中心人物やメシヤを通して御心を行なわれます。本文のローマ人への手紙8章29、30節で、神様は時代の中心人物(モーセなどの預言者、ヨセフ、ダビデ王など)を、「あらかじめ定めておいて、育てる」といいました。神様はあらかじめその人たちを選び、さらに御子に似るように、品性、善良な心、義なる心、神様を愛して絶対に中心にする考えを見習わせるようにして練達して、前もって育てて、神様の時に使命を行うようにされます。
神様は時に合わせて行われる
神様は、既に分かってあらかじめ行なわれる全知全能な存在者でいらっしゃいます。神様の名前は、「前もって、速い、迅速」とも呼ぶことができます。中心人物やメシヤも、神様と一緒にあらかじめ行って神様の御心をなします。分かってこそ先に行うことができるし、分からない人は先にできません。神様は使命者を通して人々を教えてお手本となるように、先に見て、行なうようにしてくださいます。神様は人を通して行うから、人間の理致、法則通りに行なわれます。しかし、時、期間は正確に神様の時に合わせて行われるので、自分なりにやることを予定している人間とは違うということです。
聖書の人物ヨセフ:前もって行われる神様
創世記でヨセフという中心人物が出てきます。ヨセフは兄弟に憎まれてカナンからエジプトに売られて行きましたが、エジプトのパロ王の前で恵みを受けました。神様はヨセフを通して御心を成そうとして、先にそこに行かせて配置させて、その日を迎えるようになさいました。エジプトが豊作になるようにし、穀物を保管するように前もって話をして、その後の凶作に備えさせました。ヨセフを通して時になってエジプトを助けて、御心を成すためにあらかじめ神様はヨセフを配置させたのです。結局エジプトは穀物を売って富を得て、民も十分食べて、理想世界を成しました。これも神様が前もって行なわれたことです。神様の歴史を見ると、すべて前もって行なわれました。前もって行なう人に、神様は働かれます。
あらかじめ行われる神様と一緒に行おう
神様は前もって先に行なわれます。人は分からなくて「なんで行わないのだろう」と思っても、神様は「既に行なった」とおっしゃいます。その時がいいから、ふさわしいから小規模でも行なわれます。艱難が来て行なえなくなるのをご存じで、あらかじめしてくださったのです。人は将来にばかり望みを抱いて「将来、将来」と言います。しかし、神様は過去自分が祈ったことを成してくださっています。自分の考えるとおりの祝福ではなく、神様が下さるときには違う形でくださいます。それがふさわしいからです。それを悟れなかったら、自分も神様ももどかしいです。分かって、感謝して喜んで宴会をして、栄光を帰することです。御言葉を聞いて、神様が前もって行われることを分かって、未練を残さずに神様と一緒に行ないましょう。