
2020年9月13日御言葉
<主題>個性通りに使命を与えて一緒に行なうようにしなさい
<本文>マタイ10:1~8
使命を与えて主と一緒に広げてきた歴史
本文を読むと、イエス様が12弟子に悪霊を追い出す御力と病いを治す権能をお与えになって、弟子たちと共に福音を伝え、神様の御心を広げられたことが分かります。イエス様は、神様の仕事をものすごく沢山もらってきて行われました。人生短い時間でどうやってそれを成すのか、その方法が今日の主題です。イエス様も最初は一人で福音を広げました。一人で作って食べて生活をして福音も伝えました。しかし、伝道ができた時からは、人々が手伝おうとするし、仕事を任せて行いました。多くの人の中から働いているところを見て、心理、精神、特技や才能を見て、「こういうふうにしなさい」と12人を選んで教えました。それから、各町に行って伝道するようにさせました。
分担して行ってこそ完成する
人は、使命を与えられて仕事をしているうちに一人でやる傾向があります。一人でやったらできそうですが、自分がやる分量を超えるから、手に負えず疲れて、それ以上はできません。だから仕事ができなくて損をしたりします。「働き人がいない。私ほどできない。分かっていない」と言いますが、教えて任せればいいのです。任せたらできます。稚魚を育てたら大魚になります。仕事を分担したら、任せた人も自分がやるべきことができるし、全体がうまく回って、自分も満足で喜びます。そして、時間の余裕も生じるし、自分を振り返ることもできるし、また自分も責任を持ってできるようになるし、欲もなくなるから、心も楽になります。このように、仕事をすべて完成するためには、自分が一人でやることもあるけれども、必ず分担してやることです。
仕事をするときの秘訣
(ローマ12:4-5)を見てみると肢体の比喩があります。頭があるし、肢体がある、頭を通して各肢体が各分野ごとに働かなければなりません。教会の人たち全体が肢体です。発達させ、熟練させ、有能にさせたときに使うことができます。その前に使ったら、足が折れ、腕が折れて大変なことになります。十分練達、鍛錬してから仕事を任せるのです。しかし、自分が仕事をやりたくないからといって人に任せてはいけません。何もしないで指示ばかりするようになって人々をこき使ってはいけません。自分もやりながら一緒にやるのです。一緒に食べて、一緒に話し合って、仕事も任せて一緒に働く。一緒になるときに楽しいのです。仕事を任せない人がいますが、仕事は自分のものではありません。神様のものです。
神様の仕事は神様を中心にして全体がやってこそうまくいく
人はそれぞれ、個性や特技、持って生まれたものがあります。だからどんどん仕事を任せることだし、さらに教えて人材を作って任せることです。神様の仕事は、頭である神様を中心にして全体がやってこそうまくいきます。仕事をしているうちに重なる部分が生じる時は、聖書の御言葉通りに相談して、うまくまた分配して、共にやるべきことは共にやって、紛争が起こらないようにすることです。仕事を任されたら、神様の仕事だと思って熱心に頑張りましょう。