
2020年8月30日御言葉
<主題>契約としるし
<本文>創世記9:12~16
ノアの時の虹のしるし
ノアの時代、人々は神様を信じないで自分勝手に生きて、罪がはびこっていました。(参考:創世記6−9章)神様は人々にノアを遣わして、悔い改めて、ノアと共に箱舟に乗って裁きを免れるように話ましたが、聞かず、結局ノアとノアの家族8人だけが箱舟に乗って洪水を免れました。洪水の裁きの後、神様はノアたちを祝福して、「私があなたたちを祝福する。あなたたちと契約を立てて『水で二度と世を裁くことがない』と約束する。言葉だけではなくそのしるしを見せる。雲の中に虹を置いて、それがあなたと私の間のしるしになる」といいました。ノアは虹を見て、「神様が私を祝福し、裁かないというしるしだ」と思って、それからは、以前のような洪水の裁きはないと安心して生きました。
神様の契約としるし
神様が人と約束する時は、神様が遣わした預言者やメシヤを通して「御言葉」で約束して、そして、言葉だけでなく自然万物や状況を通して「しるし」を見せてくださる時があります。神様がしるしを見せる理由は、人は言葉だけでははっきり分からないから、そのしるしを見た時に約束を確認して信じることができるからです。だから、証拠品や土地の登記書と同じです。また、過去約束したことを神様がなしてくださった時も、しるしを見せて約束をなしたことを人が分かるようになさいます。例えば、状況的にその場から離れられなくなって、ちょうどその時に虹が見えるようにして、神様が虹というしるしを見るように導いてくださることもあります。
アブラハム:約束を必ず守られる神様
ノアの400年後、神様はアブラハムを祝福して、「あなたの子孫を、夜空の星のように多くして栄えるようにしてあげる」と約束してくださいました。当時、故郷のカルデヤのウルから出てきて、寂しい思いをしながら神様に仕えて生きていたアブラハムのところに神様が現れて、話してくださいました。アブラハムにとって到底信じることが難しい約束でしたが、彼はその約束が成されると信じました。神様はまず「息子が生まれるようしてあげる」と約束して、イサクが生まれ、この一人からアブラハムの子孫がものすごく栄えるようになりました。今の時代も同じく、神様は、約束したことは、難しいことであっても守ってくださいます。
神様がくださったしるしを悟って大切にする
神様が私たちに約束としてくださったしるしを分かって、大切にしなければなりません。そうしたら約束通りに栄えるようになります。旧約、新約の時から、神様がおっしゃったことが成し遂げられてきました。神様は救い主をしるしとして送ってくださいました。神様はメシヤを通して話され、引き上げさせてくださいます。それは愛のしるしです。だから感謝感激して、いつも喜んで、楽しんで約束を守って行うことです。もし夢で、または万物や状況などを通してしるしとして何か約束をもらっているならば、いそしんで落胆せずに行なうことです。まだ約束をもらっていない人は、これから約束して、ふさわしければくださるから、祈って落胆せずに、頑張って行って得ることを願います。