2020/12/20 主日礼拝「メシヤを送った神様、聖霊様、御子に感謝しよう」

2020年12月20日御言葉

<主題>メシヤを送った神様、聖霊様、御子に感謝しよう
<本文>ルカによる福音書2:7~20

メシヤの聖誕

今日の本文は、イエス様の<聖誕>についてです。ユダヤの宗教人たちが神様を信じて4000年間切実に待っていたメシヤは「地上」で生まれました。ベツレヘムに「救い主」が生まれて、飼い葉おけに寝かされていましたが、それを知っている人は誰もいませんでした。その時その地域で、羊飼いたちが夜、外で羊の番をしていましたが、神様は「天使」を通して彼らに<救い主が生まれたこと>を知らせました。羊飼いたちはベツレヘムに行って、マリヤとヨセフと飼い葉おけに寝かされている赤ん坊を見つけて、天使が自分たちに話したことをそのとおりに伝えました。<一国の王>でもなく<全人類を救う王の王、メシヤ>が生まれた、ものすごい出来事でした

人間の雲に乗って来るメシヤ

神様はイエス様を通して2000年間救いの歴史を広げ、天地を創造なさった目的を成してこられました。聖書でメシヤは「雲」に乗って来ると言ったのに、「地上」で生まれたから、人々はイエス様を信じませんでしたが、ここでの「雲」はあの空にある雲ではありません。<清い女性、マリヤ>が「雲」で、イエス様は「女性の体、人間雲」に乗って来られました。また<メシヤの御言葉を聞いて悔い改め、救われてついて来る人たち>がメシヤにとっては「雲」であり、イエス様は「時代の御言葉を聞いて悔い改め、従う人間雲」に乗って来られました。この時代も待っているメシヤは、このように「人間雲」に乗って「地上」で生まれて、来ます。

地上から来るメシヤを分かって信じることの価値

神様は、待っているメシヤはこの世で生まれて来ると旧約で預言されました(参照:ミカ5:2)。空に浮かんでいる「雲」に乗って天からくると信じて待っても、そのようには来られず、迎えることができません。だから、メシヤは「地上」から来るということを、正しく分かって信じて従うことが大きな幸せであり祝福です!「地上」にメシヤを送ったことが、神様が人間に行なわれた御働きの中で<最高に大きいこと>であり、<希望>であり、<永遠な祝福の出来事>です。なぜなら、神様が送ったメシヤを信じて愛し、その人が伝える御言葉を聞いて行なえば、肉体が地上で人間には計り知ることができないさまざまな祝福を受けて生きるし、その永遠に存在する霊も永遠に神様の愛の対象体になって生きるようになるからです。

メシヤを送った神様に感謝し栄光を帰すクリスマス

今週は特に、地上にメシヤを送ってくださった神様に感謝し、栄光を帰しましょう。神様と神様が遣わしたメシヤを迎え、その御言葉を聞いて行なうことで<神様の愛の対象の立場>で神様を愛し信じるようになったことに感謝して、三位に栄光を帰すのです。<神様と自分を救うメシヤ>も、正しく学んで分かって悟り、正しく接し、また本人がその御言葉を聞いて行ないつつ信じてこそ、信じて従う分、喜びと希望が満ち溢れます。そのように生きること自体が<三位に感謝と栄光>を帰することであり、これが<喜んで三位をほめたたえること>です。救い主を送ってくださった聖三位に感謝することで栄光を帰するクリスマスになることを願います。