天使ニューの日常を深める聖書話『弱い時に現れる強さ』

天使ニューの日常を深める聖書話

死の恐怖で祈った

チャーチル
チャーチル

ハモニーさん、感染病がまだ収束しませんが、元気で過ごしていますか?

ハモニー
ハモニー

それなんだけど、実は数日前死ぬかと思ったの。熱が出て、息がどんどん苦しくなちゃって。

チャーチル
チャーチル

ええ!?ハモニーさんは強い方なのにそこまで言うなんて…。

ハモニー
ハモニー

でも、死ぬと思ったらお祈りの中で「死んだら約束はどうなるんですか」とかいろいろ出てきたのよね。

後で思い返して安心したのは、「愛してます」とか「福音を伝えたいです」とか出てきたことかな。

ν(ニュー)
ν(ニュー)

お美しい話です。それを聞いて安心しました。

チャーチル
チャーチル

ν(ニュー)さんは感動したときも現れるんですね。

ハモニー
ハモニー

ひとまず安心してもらえたようで良かったです。

ν
ν

お二人が今後も人生を生きられる中で苦しい時は幾度となくあるでしょうから、それらを乗り越えてたくましく生きていただきたいと願うばかりです。

弱い時こそ強い

パワーアップν
パワーアップν

ところで、人は最も苦しい時、平素神に接している心が現れるものです。

ダビデが詠んだ詩を知っていますか?

黄泉では誰があなたを褒めたたえるでしょうか

詩篇6:5
チャーチル
チャーチル

はい、ダビデが神様に救いを求める歌ですね。救いを求めているんだけど、「死んだら神様を讃美することができない」と訴えているところに平素のダビデの神様への接し方が見えます。

パワーアップν
パワーアップν

その通りです。ダビデのこの詩はただの詩ではありません。

ダビデは王になる前、さんざん忠誠を尽くしたサウルに追われて死ぬ目に遭いました。サウルのもとで多くの苛烈な戦争も経験しました。いつも死と隣合わせの状況で、良い時も悪い時も絶えず神を賛美して止まなかったダビデが告白した祈りなのです。

言い換えると、彼の肉が弱った時に現れた彼の霊の思いだったのです。

ハモニー
ハモニー

そう言えば、パウロが似たような言葉を言ってました。確か、

わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである

コリント人への第二の手紙12:2

です。

前に読んだ時は「矛盾してるじゃない」って思って読み流してしまったけど、これは肉が困難な目に遭って弱い時にこそ強い信仰が現れて強い人なんだって意味なのかしら。

パワーアップν
パワーアップν

ハモニーさん、ブリリアント!

それを悟ったら、主イエス・キリストという人についても違って見えることでしょう。

チャーチル
チャーチル

イエス様って生きておられた当時は決して華やかでも屈強でもなかったですよね。イザヤが預言したとおりの人でした。

彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、われわれの慕うべき美しさもない。

彼は侮られて人に捨てられ、悲しみの人で、病を知っていた。また顔をおおって忌みきらわれる者のように、彼は侮られた。われわれも彼を尊ばなかった。

イザヤ書53:2-3

でも、そんなイエス様の中に山を動かす信仰と、神様から授けられた権威のある御言葉と力あるしるしがありました。

ハモニー
ハモニー

NHCが所属するキリスト教福音宣教会を創った鄭明析先生に関する話で私が好きなものがあるんだけど、それを思い出しちゃった。

自国では教えについてマスコミ含めて既存のキリスト教の人々から猛批判されていて、海外で信頼できる人をたった一人だけつれて福音を伝えていた頃の話だったかな。

録画して弟子たちに説教を伝えようとしたけど、人目につかず、何もない場所だから段ボールを積んで布を被せて講壇を作って、散歩に出かけた時にきれいな花があったからそれを摘んで講壇を飾ったんだって。どんな劣悪な環境でも最大限神様への真心を込めて接するんだなって思った。

チャーチル
チャーチル

その話、僕も好きです。その当時ただ一人先生と一緒にいたお弟子さんが「私はその方が最も卑しめられた時にその方の美しさを見た」って言っていましたね。

ν
ν

ああ、なんと心のきれいな子供たち…。

ハモニー
ハモニー

ところで、「山を動かす信仰」ってなんだっけ??

ν
ν

…。ハモニーさん、それについてはNHCの聖書講座で扱っているかもしれませんね。

というわけで、今日はわたくし、これにて失礼いたします。

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